クライアント・サーバ型オープンシステムを提供するソリューション・プロバイダー大手のニイウス(末貞郁夫社長)は、イーゲインジャパン(久我信之社長)、ジェイワールド(沢登秀明社長)の2社とソフトウェア販売に関して提携、Linuxプラットフォーム上で動くインターネットCRMソリューションとシステム構築サービスを提供すると発表した。
発表によれば、ニイウスは、イーゲインの「eGain Assistant」、ジェイワールドの「eMplexCRM」を、IAサーバ IBM xSeriesあるいはブレードサーバとLinuxプラットフォーム、アプリケーションソフトウェアのライセンスとともに提供する、としている。また、企業から要求される処理能力に応じたシステム構成の提案や性能の最適化(チューニング)、高可用性クラスタ環境の構築などにも対応する。
eGain Assistantは、ホームページ上で、質問内容や検索したい項目を自由な形式で入力すると、瞬時に回答するシステム。電話による問い合わせを減らし、利用者への情報提供を効率的に自動化できる。eMplexCRMは、インターネットによるマーケティングと分析機能をトータルに提供するソフトウェア。企業はデータベースに蓄積された顧客情報を活用して、メールによる新商品案内やセミナー、展示会への招待、あるいはホームページ上での懸賞企画やアンケートの実施と顧客DBへの情報蓄積をオール・イン・ワンのパッケージで効率的に行なうことが可能となる。
価格は、ラックマウントのIAサーバとLinux、eGain Assistantソフトウェアライセンスのセットが最小構成で約1000万円から。ラックマウントのIAサーバとLinux、eMplexCRM ソフトウェアライセンスのセットが最小構成で約700万円からとなっている。
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