フォトレポート:宇宙開発の半世紀を振り返る - 7/16

文:CNET News.com Staff 翻訳校正:緒方亮、藤原聡美、吉武稔夫、大熊あつ子、小林理子、福岡洋一、長谷睦、高森郁哉2007年10月12日 18時10分
 1977年の8月20日にボイジャー2号が、続いて9月5日にボイジャー1号が宇宙に旅立った。これらの探査機は本来、木星と土星を調査する5年間のミッションを担っていた。しかし、土星の探査終了後、さらに史上初の天王星および海王星への飛行を行った。打ち上げから30年が経った今も両探査機は飛行を続け、ボイジャー1号は人類が製作した物体として初めて太陽系外の星間空間に到達しつつあり、2号もその後を追っている。ボイジャー1号と2号は木星と、その衛星イオおよびエウロパの近くを通過し、地球3個分の大きさを持った嵐のように渦巻く、木星の大赤斑などの鮮明な画像を地球に送信した。また、土星と衛星タイタン、天王星と衛星ミランダ、海王星と衛星トリトンの素晴らしい画像も記録した。ボイジャー1号は現在、地球から97億マイル(約156億km)離れたところを飛行中で、人工物体として地球から最も離れた場所にいる。ボイジャー1号と2号の離陸時の重量はいずれも約1797ポンド(約815kg)で、各種の付属部品を除けば4m四方の箱に収まる大きさだ。どちらもカメラを2台ずつ搭載し、そのうちの1台は広角レンズを装備している。ボイジャーが地球外生命体と遭遇した場合に備えて、NASAは地球に関する情報を伝える「黄金の円盤」を積み込んだ。

 1977年の8月20日にボイジャー2号が、続いて9月5日にボイジャー1号が宇宙に旅立った。これらの探査機は本来、木星と土星を調査する5年間のミッションを担っていた。しかし、土星の探査終了後、さらに史上初の天王星および海王星への飛行を行った。打ち上げから30年が経った今も両探査機は飛行を続け、ボイジャー1号は人類が製作した物体として初めて太陽系外の星間空間に到達しつつあり、2号もその後を追っている。ボイジャー1号と2号は木星と、その衛星イオおよびエウロパの近くを通過し、地球3個分の大きさを持った嵐のように渦巻く、木星の大赤斑などの鮮明な画像を地球に送信した。また、土星と衛星タイタン、天王星と衛星ミランダ、海王星と衛星トリトンの素晴らしい画像も記録した。ボイジャー1号は現在、地球から97億マイル(約156億km)離れたところを飛行中で、人工物体として地球から最も離れた場所にいる。ボイジャー1号と2号の離陸時の重量はいずれも約1797ポンド(約815kg)で、各種の付属部品を除けば4m四方の箱に収まる大きさだ。どちらもカメラを2台ずつ搭載し、そのうちの1台は広角レンズを装備している。ボイジャーが地球外生命体と遭遇した場合に備えて、NASAは地球に関する情報を伝える「黄金の円盤」を積み込んだ。

提供:NASA

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]