総務省は4月13日、地上デジタル放送の受信を確認する「地デジ専用アンテナキット」の貸し出し地域を全国に拡大すると発表した。4月20日から実施される。
地上デジタル放送は、ビル陰など受信障害の影響に強く、従来のアナログ放送では受信できなかった地域でも、正常に受信できるとされている。アンテナキットは、地デジ電波の受信状況を各家庭で容易に確認するためのもの。総務省では2月22日から南関東地域限定で無償貸し出しを実施していた。
総務省によると、南関東地域で実施された先行貸し出しへの申し込みは1291件。このうち877件が回答したアンケートでは、69.6%が「受信できた」という。
アンテナキットは、申込書と本人確認書類を地デジ専用アンテナキット事務局に郵送またはFAXすることで申し込める。申込書は、4月20日からデジサポホームページ、家電量販店等で配布される。
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