2009年3月末期の直収電話の契約者数が減少に--総務省まとめ

 総務省は6月25日、2008年度第4四半期(3月末)における、固定電話や携帯電話、インターネット接続サービスの市場シェア状況を発表した。

 まとめによると、2009年3月末時点における固定電話の契約者数は5841万件。このうち、IP加入者線を経由しない「直収電話」は469万件と前期比0.4%の減少に転じた。

 一方、IP電話では、局番が0から始まる“OABJ-IP電話”が1116万件となり、前期比8%増加。利用番号数全体のシェアでは、NTT東日本、西日本が38.9%(前期比1.5ポイント増)、ソフトバンクBBが20.2%(同1.2ポイント減)、NTTコミュニケーションズが14.8%(同0.7%減)と続いた。

 一方、FTTHサービスの契約者数は、前期比4.2%増の1501万7000件。シェアの内訳は、NTT東日本、西日本が74.1%(前期比0.4ポイント増)、電力系事業者が11.1%(同0.1ポイント増)、KDDIが5.5%(同0.1ポイント増)となった。

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