総務省は、高速無線通信が可能な3.9世代携帯電話(3.9G)について、4社から特定基地局の開設申請を受け、これをすべて認可すると発表した。これを受け、イー・モバイル、NTTドコモ、ソフトバンクモバイル、KDDIの4社は2010年以降に3.9Gのサービスを展開する。
1.5GHz帯はNTTドコモ、ソフトバンクモバイル、KDDIの3社が、1.7GHz帯はイー・モバイルが使用する。サービス開始時期はイー・モバイルが2010年9月、NTTドコモが同年12月、ソフトバンクモバイルが2011年7月、KDDIが2012年12月となる。
採用する方式は、NTTドコモとKDDIがLTE(Long Term Revolution)のみ、イー・モバイルとソフトバンクモバイルはLTEとDC-HSDPAの2つ。LTEは下り100Mbpsの通信が可能な技術。DC-HSDPAはNTTドコモの「FOMAハイスピード」などで使われているHSDPAを倍速化させる技術で、LTE移行までのつなぎとして使われる見込みだ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス