ソフトバンクモバイル、NTTデータ、日立製作所、ジェムアルトの4社は9月2日より、NFC(Near Field Communication=近距離無線通信)技術に対応した携帯電話(NFCケータイ)を用いた「スマートポスター」システムの実証実験を開始すると発表した。日本で初めてのフィールド実証実験になるという。
スマートポスターシステムとは、NFC技術に対応したICタグを貼り付けたポスターに、NFCケータイをかざすと、ICタグから情報を読み取って、携帯電話の画面などに表示できるシステム。
この実験では、NTTデータ、ジェムアルトが開発したシステム用スマートポスターアプリケーションソフトウェアをNFCケータイに搭載する。千葉県の複合型商業施設に設置したディズニー映画「ウォーリー」「ティンカー・ベル」のポスターなど、ICタグを貼り付けたスマートポスターに携帯電話をかざすと、映画に関連した静止画、動画などが閲覧できる。
また、日立製作所が開発したTV向け映像配信サービスによって、ハイビジョンテレビの大画面で「ウォーリー」の予告編を見ることも可能だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」