日本ヒューレット・パッカード(日本HP)は2003年1月6日、au(KDDIと沖縄セルラー電話)の第3世代携帯電話サービス向けメールシステムに、同社の無停止型超並列サーバーを納入したと発表した。ハードウェアの提供のほか、ソフトウェアの調達、システム構築なども一括して手がけ、同日より本番稼働したという。
日本HPが納入したのは「hp NonStop Server S74000」。60CPU構成のシステムで「国内最大級」(日本HP)という。また、これに合わせ日本HPの提供するメールサーバー・ソフトウェア「NSIM(米国名はOMNI Messaging)」も新規採用した。
システムは、auのCDMA2000方式第3世代携帯電話向けサービス「@メールサービス」に利用する。同サービスの高速大容量のデータ送受信を無停止で支えるという。
日本HPによると、auは同システムを第一期のシステムとして位置づけている。今後の加入者増大に合わせ、CPUを追加していく予定だ。
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