インターネット総合研究所の子会社であるIRIコミュニケーションズ(IRI-Com)は1月20日、IRI-Comの営業のうちISP(インターネット・サービス・プロバイダ)向けダイヤルアップ接続事業(「VAS(Virtual Access Service)」事業)に関する営業を、ドリームテクノロジーズへ譲渡する決議をした。譲渡金額は7億5000万円。即日、営業は譲渡される。
今回売却されるVAS事業は、インターネット接続業者(ISP)が自前のネットワークを構築することなく全国規模のダイヤルアップインフラを構築できるサービスで、自前のネットワークを持たない「会員管理型ISP」や、コンテンツプロバイダーに対する「トラフィック交換サービス」として提供している。
今回のVAS事業売却の理由として、今後需要が高まると予想されるネットワークセキュリティ分野へ経営資源をシフトし、成長性の高い事業へ集中するためとしている。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」