イー・アクセスは11月24日、12月1日付けで社長直属のWiMAX推進室を設置すると発表した。これにより、モバイルWiMAX(IEEE 802.16e)の普及をさらに進める。
イー・アクセスは韓国政府が提唱する、WiMAXベースのワイヤレスブロードバンド規格「WiBro」のフォーラムに参加する。また、日本で2.5GHz帯でのモバイルWiMAXを実現するため、技術開発や新たなビジネスモデルを検討していく。
モバイルWiMAXとは、IEEE(米国電気電子学会)で標準化作業中の無線通信規格だ。固定通信向けとして2003年1月に標準化されたWiMAX(IEEE 802.16a)にモビリティをサポートした規格で、時速120kmの移動環境でも通信速度が15Mbps(周波数5MHz幅利用時)で安定した通信が可能になる予定だ。
イー・アクセスは今後、モバイルWiMAXについて、子会社であるイー・モバイルのW-CDMA第3世代携帯電話事業との連携も積極的に検討を進めるとしている。
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