中国高官が自分を検索した結果--WikiLeaks文書が示唆する中国でのグーグル攻撃の舞台裏

文:Chris Matyszczyk(Special to CNET News) 翻訳校正:編集部2010年12月06日 12時09分

 New York Timesによると、中国でGoogleのコンピュータネットワークが攻撃された理由について在中米国大使館がワシントンに送った機密文書が、WikiLeaksからの情報漏えいにより明らかになった。

 文書によると、中国共産党中央政治局常務委員の李長春氏が自分についてGoogle検索をしたところ、思わしくない書き込みを発見したという。

 また機密文書では、李氏は自分の名前だけでなく家族についても調べた結果、中国の通信会社3社に対し、Googleの取り扱いを中止するよう命じ、同社に対しさらなる圧力を加えるようになったことが示唆されていると報じられている。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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