市場調査会社CanalysおよびNPD Groupによると、GoogleのAndroid OSは引き続き、米国市場における競争を制しているという。
Canalysによると、Googleの「Android」プラットフォームは、米国で第3四半期に購入された全スマートフォンのうちの43.6%を占めていたという。これにAppleの「iOS」が市場シェア26.2%、Research In Motion(RIM)のOSが24.2%と続く。同四半期のMicrosoftのモバイルOSの市場シェアは3%であった。
NPDの調査では、Androidは、第3四半期に購入された全スマートフォンのうちの44%を占めており、Appleの市場シェアは23%であった。RIMの市場シェアはAppleよりも少し少なく22%であったという。同社は、Androidの前期比約11%増という成長率は、「AppleではなくRIM」から奪った結果であるととらえている。
NPDのエグゼクティブディレクターを務めるRoss Rubin氏は米国時間11月1日、声明で「HTCの『Evo 4G』やMotorolaの『Droid X』といったハイエンドのAndroid搭載端末が、これまではRIM製品を多く提供していた通信事業者で勢いを増している」と述べた。「最近の『BlackBerry Torch』の発売も、その流れを止めることにはならなかった」(Rubin氏)
NPDによると、GoogleがモバイルOS市場首位の座を得たことは、Appleにとって残念な結果かもしれないが、同四半期に米国で最も売れた携帯電話は「iPhone 4」であったという。事実、トップ5のうち4機種がスマートフォンだったとNPDは述べている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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