複数の報道によると、Googleが買収したYouTubeの共同創設者兼最高経営責任者(CEO)のChad Hurley氏と、AdMobの創設者でGoogleバイスプレジデントであるOmar Hamoui氏が、それぞれ退任するという。
Hurley氏はダブリンで開催された国際ウェブ会議F.oundersにおいて報道陣らに対し、同氏はビデオ共有サイトYouTubeにおける職を離れる準備を進めており、今後はYouTubeのアドバイザーとなり、Googleの他のプロジェクトに従事する予定であると述べた(The Guardianは、この発言のしている)。The Wall Street Journal(WSJ)によると、この2年間YouTubeの事実上の統括者であったSalar Kamangar氏が、正式にHurley氏の後を引き継ぐという。
AdMobのHamoui氏は、「個人的な理由」によってGoogleを退職すると同社はWSJに述べた。Googleは、AdMobを統括するHamoui氏の後任については明らかにしなかった。
Googleは、米連邦取引委員会(FTC)の調査を経て2010年5月、モバイル広告大手のAdMobを7億5000万ドルで買収した。
同社は2006年、YouTubeを16億5000万ドル相当の株式交換によって買収している。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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