富士通は9月10日、石油業界大手のSHELLの主要19カ国のガソリンスタンドにおいて、最先端のICT導入やサポートを行うICTアウトソーシングを獲得し、7年間の契約を締結したと発表した。
これまで、SHELLのガソリンスタンド店舗では、給油管理、POS、カードリーダ、バックオフィスなどのシステム導入、運用などについて、多くのサプライヤーがそれぞれにサービスを提供してきた。今回の契約締結により、主要19カ国では、富士通が既存および新規システムのサポートだけでなく、今後の最先端ICT導入に関しても責任を負うことになるという。全世界を均一にサポートするために、同サービスは富士通の北米、欧州、APACの3地域のコールセンターから行われる予定だとしている。
なお、同サービスの導入は、SHELLが全世界で推進しているガソリンスタンドにおける店舗改革「Global Sites Systems Programme」の一環であり、富士通はSHELLの主要19カ国の市場で、ビジネス効率の向上やコストの削減を行うなど、ICTの改革を担うパートナーとして参画するという。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」