Los Angeles Timesの報道によると、ビデオレンタルチェーンのBlockbusterが生き残りをかけて、9月に破産申請を行う準備をしているという。
同記事によると、先ごろBlockbusterの経営幹部がハリウッドの映画会社大手6社と会見し、同社の計画を説明したという。記事では、ここ1年で1000店舗近くを閉鎖したBlockbusterの計画は、800店にも及ぶ不採算店舗の賃貸契約を解除することを目的としたものだと報道されている。Blockbusterは3400以上の店舗を運営している。
Blockbusterは「pre-planned bankruptcy(計画破産)」と呼ばれる申請を行う計画で、映画会社やその他の大手債権者には支払いを継続すると伝えられている。こうした動きが伝えられても誰も驚かないだろう。Blockbusterはここ数年に渡って店舗を閉鎖し、数千人規模の人員削減を行い、概して滅亡への道を転がり落ちている。映画を借りるためにビデオ店まで車で行くことは、旅行代理店を使ったり、フィルムを現像したり、CDで音楽を聞いたりするのと同じように、急速にその必要性を失っている。
Blockbusterの広報担当者からはコメントを得られなかった。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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