Hewlett-Packard(HP)最高経営責任者(CEO)のMark Hurd氏を辞任に至らせたセクシュアルハラスメント(性的嫌がらせ)調査における渦中の女性が姿を現し、同氏の失職は「驚きであり、悲しいことだ」と述べた。
元販売員で女優のJodie Fisher氏は米国時間8月8日、ロサンゼルスを拠点とする弁護士のGloria Allred氏を通じて発表した声明で、「Mark Hurd氏がこの件で失職したことを驚き、悲しんでいる。そんなつもりはまったくなかった」と述べた。Fisher氏は声明で、彼女のHurd氏に対する訴えが解決に至ったことを認め、両者に性的関係はなかったと述べた。
Fisher氏は、「Markとわたしは、不倫や親密な性的関係を持ったことは一度もない。Markと初めて会ったのは2007年で、同社の契約の仕事で面接を受けたときのことだった。HPでは、米国内外で開催される重要顧客や幹部の出席するイベントで働く契約で、HPのために勤勉に働き、働き甲斐があった」と述べている。Mark Hurd氏は米国時間8月6日、セクシュアルハラスメントの訴えに対する調査を理由にCEO職の辞任を発表した。Hurd氏は同日付けで辞職し、最高財務責任者(CFO)のCathie Lesjak氏が暫定的に後任に就任した。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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