ソフトバンク、中国アリババ株の売却益は2000~2500億円に

 ソフトバンクグループは、子会社であるSB CHINA HOLDINGSが保有する、中国EC大手Alibaba Group Holding(アリババ)の普通株式の一部を売却し、約100億ドルの資金を調達した。


 これにともない、2017年3月期の連結決算において、関連会社株式売却益が計上される。同社が6月15日に発表した内容によると、現時点の売却益は2000~2500億円程度になる見込みだという。ただし、売却時点のアリババの連結簿価に基づき算出されるため、改めて発表するとしている。

 同社は6月1日に、財務体質の改善を目的に、アリババの一部株式を売却して、約79億ドルの資金を調達すると発表。その後、アリババ株を追加で売却し、総額100億ドルになることを明らかにしていた。

 売却先は、(1)アリババ、(2)アリババのパートナーからなるグループ、(3)シンガポール政府投資公社(GIC)の100%子会社であるGamlight、(4)シンガポールTemasek Holdingsの100%子会社であるAranda Investments。

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