2016年第1四半期のPC出荷台数、6500万台を下回る--2007年以来初めて

Larry Dignan (ZDNET.com) 翻訳校正: 編集部2016年04月12日 10時46分

 GartnerによるとPCの出荷台数は、2016年第1四半期に10%近く減少したという。米ドルに対する通貨変動が出荷台数減少の大きな要因だった。

 Gartnerによると、第1四半期のPC総出荷台数は6480万台だったという。PC総出荷台数が6500万台を下回ったのは、2007年以来初めてのことだ。

 その一方で、Gartnerは、2015年第4四半期からの過剰在庫があるようだと述べた。すべての地域で出荷台数が減ったが、中南米の出荷台数は32.4%減少した。ブラジル経済の諸問題が主な原因だ。さらに、新興市場でのPCの普及も進んでいない。

 ベンダー別に見ると、ASUSとApple、Dellの業績が最もよかったが、基本的に3社とも2016年第1四半期の出荷台数は前年同期比で横ばいだった。

 米国では、DellとLenovoの第1四半期出荷台数が前年同期比で増加を記録した。

PCベンダー別世界2016年第1四半期出荷台数
PCベンダー別米国2016年第1四半期出荷台数

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]