セグウェイ、中国のライバル企業Ninebotに買収される

Rich Trenholm (CNET News) 翻訳校正: 佐藤卓 長谷睦 (ガリレオ)2015年04月16日 11時30分

 Segwayが中国のライバル企業に買収された。北京に本拠を置くNinebotは現地時間4月15日、同社がSegwayを買収したと発表した。Ninebotは2012年の設立で、以前には米国に本拠を置くSegwayから特許侵害で訴えられたこともある。

 自らバランスを保つ機能を持つ電動二輪式のパーソナルトランスポーターSegwayは、2001年に発売された。

 2009年12月、Segwayは、英国の起業家Jimi Heselden氏に買収された。同氏はその9カ月後に事故死しており、その際、崖の近くをSegwayで走行していたとみられている。

 2013年、SegwayはSummit Strategic Investmentsに買収された。

 Segwayは2014年に入り、同社の特許を侵害したとして、パーソナルトランスポーターを手がける多くのメーカーや販売元を訴えたが、そのうちの1社がNinebotだった。

 今回のSegway買収は、世界第3位のスマートフォンメーカーであるXiaomi(シャオミ)やカリフォルニアに本拠を置くベンチャーキャピタルのSequoia CapitalなどからNinebotが調達した、8000万ドルという多額の資金をよりどころとしている。

映画のプロモーションで2009年にフォートワースにあるテキサスモータースピードウェイでSegwayに乗ってNASCARのレースカーと競い合う俳優のKevin James
映画のプロモーションで2009年にフォートワースにあるテキサスモータースピードウェイでSegwayに乗ってNASCARのレースカーと競い合う俳優のKevin James
提供:Tom Pennington / Getty Images

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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