Netflix、第1四半期決算で利益急増

Joan E. Solsman (CNET News) 翻訳校正: 中村智恵子 高橋朋子 (ガリレオ)2014年04月22日 12時14分

 動画配信サービスのNetflixは、2014年度第1四半期決算において利益が急増した。経費削減と、予想を超える国外加入者の増加によるものだという。同社はまた、米国の新規加入者に対して、今期中に月額料金を1~2ドル値上げする可能性も明らかにしている。

 世界一のオンラインテレビネットワークになることを目指すNetflixは、事業の大半を米国で展開しているが、2014年は国外事業を大幅に拡大し、また独自コンテンツを増やすことを計画している。この戦略は、同社が急成長を狙っているということだけでなく、技術の進歩によってテレビチャンネルというものの定義が世界的に変化する中、世界になくてはならないテレビサービスになるという同社の野心を反映している。

 またNetflixによると、Amazonの新しいビデオストリーミング用デバイス「Fire TV」の音声検索が、年内にNetflixに対応する見通しだという。

 第1四半期において、Netflixの米国内のストリーミングサービスの新規加入者は225万人増えて合計3570万人となり、2013年10月の見通しを達成した。国外加入者は175万人増えて1270万人となり、見通しの160万人を上回った。

 現四半期の加入者の伸びはそれより緩やかになるとNetflixは予想しており、第2四半期における新規加入者は米国内で52万人、国外で94万人との見通しを示している。

 なお、第1四半期のNetflixの利益は5310万ドル(1株当たり86セント)となった。前年同期は270万ドル(1株当たり5セント)だった。売上高は24%増の12億7000万ドルだった。Netflixは利益を1株当たり78セントと予想していたが、アナリストの平均予測はそれを上回る1株当たり平均83セント、売上高は12億7000万ドルだった。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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