ソーシャルゲーム企業Zyngaの最高経営責任者(CEO)に就任したDon Mattrick氏は、前CEOのMark Pincus氏との間で数年前の交渉が成立していれば、もっと早くこの新しい役職に付いていたかもしれない。
Mattrick氏は2010年、同氏がZyngaを買収する可能性について、Zynga創設者兼前CEOのPincus氏と話し合っていたと、Bloombergが米国時間7月8日、この交渉について知っていると主張する情報筋らの話として報じた。交渉は最終的に決裂したが、Pincus氏とMattrick氏の良好な関係は続いたとBloombergの情報筋らは述べている。
Mattrick氏は先週、Zyngaの新しいCEOに就任した。同氏はそれまで、Microsoftのシニアバイスプレジデントとして、ゲーム分野における同社のエンターテインメント事業を統括していた。Bloombergの情報筋らによると、Pincus氏とMattrick氏が、ZyngaのCEOにMattrick氏が就任することについて最初に話し合ったのは2013年3月のことだったという。
Mattrick氏はCEO就任に伴い、Zyngaでかなり多額の報酬を得ることになった。Mattrick氏は今後数年間で、5000万ドル以上を報酬として受け取る可能性があることが、規制当局に先週提出された書類によって明らかになっている。その報酬の中で金額が最も大きいのは、3年間で与えられる2500万ドル相当の制限付き株式である。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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