MS最高研究戦略責任者のC・マンディ氏、CEO付きシニアアドバイザーに就任

Roger Cheng (CNET News) 翻訳校正: 編集部2012年12月25日 09時26分

 Microsoftの最高研究戦略責任者を務めるCraig Mundie氏は、自身の役職を辞任すると述べた。2014年の引退に向けた動きであると報じられている。

 Microsoftのウェブサイトに掲載されたMundie氏の経歴によると、同氏は「最高経営責任者(CEO)付きのシニアアドバイザー」に就任したという。AllThingsDによると、Microsoft Researchの統括などの技術戦略業務を含む同氏の職務は、同社の最高技術戦略責任者であるEric Rudder氏に引き継がれる予定だという。

 Mundie氏の新しい職務内容は具体的には定められていないが、同氏はCEOであるSteve Ballmer氏の直属になる予定である。

 「この役職において同氏は、社内の主要な戦略的プロジェクトに従事するとともに、テクノロジ政策や規制、標準化に関して、世界中の政府機関やビジネスリーダーと協力する」とMicrosoftによる同氏の経歴には記されている。

 報道によると、今回の動きはCEOであるSteve Ballmer氏の米国時間12月14日付けのメモで最初に発表されたが、公表はされなかったという。Mundie氏は2014年で65歳になる。

 Mundie氏は、Bill Gates氏が2006年にMicrosoftにおける常勤での職務を退くことを発表して以来、最高研究戦略責任者を務め、Gates氏の職務の一部を引き継いだ。Microsoftによると、同氏はGates氏とともに、技術、ビジネス、ポリシー問題に関するMicrosoftの世界戦略の立案にも従事したという。

提供: Jay Greene/CNET
MicrosoftのCraig Mundie氏
提供: Jay Greene/CNET

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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