Autodeskは、人気の高いFacebook動画共有アプリケーションを提供するSocialcamを約6000万ドルで買収する合意を締結した。両社が米国時間7月17日に発表した。
Autodeskは、3Dデザイン、エンジニアリング、およびエンターテインメントソフトウェアを開発する企業で、新興企業であるSocialcamの成長を支援することに主眼を置く予定であるという。今回の買収はまもなく完了する見込みである。
Autodeskは声明で、「Autodeskは、Socialcamの既存のコミュニティーに対するサポートを優先しつつ、同プラットフォームの規模拡大と、Socialcamユーザー向けのさらに包括的なツールセットの開発に投資するつもりである」と述べた。「また、Autodeskは、Socialcamプラットフォームを利用することにより、プロの映画およびビデオ制作者向けに提供しているアカデミー賞受賞歴のある同社技術を、より幅広いユーザーに対してよりアクセスしやすいものにする計画である」(Autodesk声明)
「Socialcam」は、ユーザーが容易に動画を録画、編集、共有することのできるアプリケーションおよびウェブベースサービスである。2011年3月のリリース以来、同アプリケーションのダウンロード件数は、「iOS」と「Android」市場の両方において1600万件にのぼる。Socialcamは、アップロード処理が容易で、録画開始と同時に動画のアップロードを開始する。また、Facebookと円滑に統合されている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス