検索大手Googleは、決済処理プロバイダーTxViaを買収する契約を新たに締結した。同社の「Google Wallet」製品の強化を目的としている。
Google Walletは、NFC対応の「Android」搭載スマートフォンによって実際の財布を置き換えることを目的に、リアル決済分野への参入を図るGoogleの動きを表すものである。Googleは、クレジットカード決済において、Citibank、Visa、およびMasterCardといった決済業界の大手企業と提携している。また同社は、それ以外の選択肢を希望するユーザー向けに独自のプリペイドカードも発行している。
Googleは米国時間4月2日付けの「Commerce」ブログで、「われわれの決済機能を補完し、Google Walletに対するわれわれの包括的なビジョンに向けた革新を促進する」ためにTxViaを買収したと記した。また、1億人以上もの顧客を管理し、世界展開している大規模な決済ネットワークにおける認証を獲得していることなど、TxViaのこれまでの業績を称えた。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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