Third Point、米ヤフーの役員候補を指名する文書をSECに提出

Jay Greene (CNET News) 翻訳校正: 川村インターナショナル2012年02月15日 12時44分

 活動的な株主のDan Loeb氏が率いるThird Pointは、米Yahooにおける4人の役員候補を指名する文書を米証券取引委員会(SEC)に提出した。候補者は、元MTV Networks社長および最高執行責任者(COO)のMichael J. Wolf氏、元NBC Universal最高経営責任者(CEO)のJeffrey A. Zucker氏、Loeb氏、そして企業再建会社Maeva Groupの会長兼CEOであるHarry J. Wilson氏となっている。

 Loeb氏は2011年から、Yahooの経営失敗を追及し、共同創業者であるJerry Yang氏を含む役員の辞任を求めていた。1月にはYang氏が辞任し、Yahooは元PayPal社長のScott Thompson氏をCEOに迎えた。2月に入って、会長のRoy Bostock氏を含む4人の役員が、再選を目指さないと述べている。

 Third PointはSECにあてた文書の中で、これらの変化を指摘しながら、「株主にとっての価値を最大化するための正しい軌道」にYahooを乗せるものではないとしている。

 このニュースはAllThingsDが最初に伝えた。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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