ネット閲覧を追跡させてくれたら25ドル--グーグルがギフトカードを進呈

Lance Whitney (Special to CNET News) 翻訳校正: 編集部2012年02月10日 11時57分

 25ドルのお小遣い稼ぎをしたい人に、Googleからのオファーを紹介しよう。

 Googleは自分が訪問するウェブサイトとその利用方法の追跡を同社に許可したユーザーに対し、最大で25ドル相当のAmazonギフトカードを進呈すると約束している。「Screenwise」として知られる新しいプロジェクトを通して、ユーザーは自分が閲覧するすべてのサイトを監視するブラウザ拡張をインストールすることになる。

 Googleはその目的について、一般の人々がインターネットをどのように利用しているかを調査することで、製品およびサービスの向上を図るためだと述べている。

 自分が閲覧するウェブサイトを共有することに抵抗のないユーザーは、登録手続きを済ませてScreenwiseのブラウザ拡張をダウンロードすることで、5ドル相当のAmazonギフトカードを受け取ることができる。その後、同プログラムへの協力を続けると、25ドルの上限に達するまで、3カ月ごとに5ドル相当のカードを受け取る権利を得られる。しかし、同社は同プログラムに12カ月以上協力したユーザーについて、どれだけの金額を上乗せできるか検討している。

 Googleによると、これは「われわれなりの『ありがとう』の気持ちの伝え方」という。

 Googleは同プロジェクトをローンチするために、オンラインパネル調査の参加者を集めるKnowledge Networksと連携している。

 Screenwiseの報酬を受け取るには、13歳以上でGoogleアカウントを所有し、「Google Chrome」ブラウザを使用している必要がある。しかし、急いで同プログラムに参加する前に、知っておくべきことがある。Googleによると、同社は関心の高さに圧倒されており、ユーザーに対して、さらなる詳細を入手するために後日Screenwiseのページを再訪問するよう勧めている。

 しかし、Screenwiseは単なる25ドルのブラウザ拡張プロジェクトというだけではなさそうだ。Ars Technicaによると、より広範で高価なオプションはユーザーに対し、データ収集用ルータのセットアップとユーザーが使用する各コンピュータへのChrome拡張のインストールを求めるという。

 家庭内のすべてのPCのウェブサイトデータを収集することと引き換えに、Googleはユーザーに登録するだけで100ドルを支払い、ユーザーが参加を続ける限り、1年間の期限終了まで毎月20ドルを支払う。25ドルのプロジェクトに似ているが、このオプションは別の種類のデータを監視する。

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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