ヤング氏のメールが流出--米ヤフー身売りの可能性を示唆

Jim Kerstetter (CNET News) 翻訳校正: 編集部2011年09月26日 09時32分

 Jerry Yang氏が送信した電子メールが流出した。これまで報じられてきたとおり、Yahooが必要に応じて同社全体またはその一部を売却する可能性があることが明らかになった。

 Silicon Alley Insiderが入手した長文の電子メールには次のような興味深い記述がある。

 アドバイザーらとともに、われわれが積極的に取り組むべきアイデアを構想中である。 また様々な選択肢に対して既に関心を表明している複数の団体から問い合わせを受けており、アドバイザーらが対応中だ。われわれは会社、株主、および従業員にとって最良の方法を選択および構築するために十分に時間をかけるつもりである。

 この他にも、Yahooが、最近退任したCarol Bartz氏に代わる新しい最高経営責任者(CEO)を積極的に探していることも記されている。

米国太平洋時間午後6時更新:

 Yang氏の電子メールを受けて同日、暫定CEOを務めるTim Morse氏が書いた書簡が明らかになった。

 AllThingsDのKara Swisher氏が公開したこの電子メールには、「皆さんはすでに、Jerry(Yang氏)、David(Filo氏)、およびRoy(Bostock氏)のメモをご覧になったことと思う」と記されている。「取締役会がわれわれのすべての選択肢について検討する一方で、CEO、スタッフ、わたしは、会社の前進に向けてまい進していることを知ってほしい。われわれは今後数カ月間じっとしているわけではない。積極的に決断し、行動していく」(Morse氏)

この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。

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