Facebookが2012年第1四半期に新規株式公開(IPO)を計画していると、CNBCが状況に詳しい関係筋の情報として明らかにした。Facebookでは市場評価額を1000億ドル以上と見積もっているという。
株主数が500を超えた企業は1934年の米国証券取引法に基づき、四半期ごとに財務データを公開しなければならない。CNBCの情報筋によると、同社は2011年のうちに投資家の数が500を超える見込みだという。
Facebookの時価総額が1000億ドルとなれば、CiscoやHewlett-Packardなどを抜き、技術業界の重鎮に仲間入りすることとなる。なおトップを走るAppleの時価総額は3000億ドル以上、Microsoftは2030億ドル近く、Googleは1620億ドルである。
Facebookは1月に時価総額500億ドルという評価に基づき、15億ドル(Goldman Sachsから10億ドル、既存の投資企業Digital Sky Technologiesも含むラウンドにより5億ドル)を調達したばかりだ。今回の時価総額1000億ドルというのは、Facebookの成長の速さを伺わせる。
Facebookはコメントを控えている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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