元Netscape幹部でTellme Networksを率いてきたMike McCue氏が6月にMicrosoftを退職する予定である。同氏らが創業したTellmeがMicrosoftに買収されてから2年が経つ。
Tellme部門は、「優秀なスピーチセンター」の一部になり、Microsoftに勤務して10年になるZig Serafin氏が統括する予定となっている。同部門はまた、Microsoftの別のSpeech Components Groupも含むことになる。
新部門は約400人の従業員を抱えることになり、その4分の3あまりがTellmeから、100人がSpeech Components Groupからとなる。
同社は声明で、「Mikeは、Tellmeを(Microsoftの)長期的なスピーチ戦略の中核にする上で助けとなった」と述べ、「(Microsoftは)このビジョンを実現しようとしている。そのため、Mikeが自身の次の大事な目標に取り掛かるには適した時期だ」と語った。
Microsoftの一部になって以来、Tellmeの業務はMicrosoftの多くの部分に統合され始めた。これには、Ford Syncに取り組んでいる自動車関連部門やLive Searchチーム、Windows Mobileチームなどが挙げられる。
McCue氏は設計に重点的に取り組んできたことで知られており、同氏の製品がMicrosoftと非Microsoftデバイスの両方で確実に動作するようにしたいと話していた。
McCue氏は2008年にインタビューで「可能である全ての電話機で実現したい」と述べていた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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