CNBCは米国時間11月4日、Googleが非公式に人材採用を停止していると報じたが、Googleはこれを否定している。
CNBCのDavid Faber氏は、「雇用を指揮している幹部数人と話したところ、1カ月前に秘書を含め一切の新規採用を行わないよう明確な指示を受け、さらに欠員は社内の候補者で補充するよう指示されたという。実質上、彼らはそれを非公式な雇用凍結と呼んでいる」と報じた。
一方、Googleはこの報道内容を否定している。同社の広報担当であるJane Penner氏は、「われわれは先週、求人数を30人に増やした」とし、さらに「採用のペースは落としているが、慎重かつ戦略的に採用を続けている」と付け加えた。
Googleは10月に第3四半期決算を発表した際、採用のペースを落としたことを明らかにしていた。同社は第3四半期中に519人を新しく雇用し、常勤社員を合計で2万123人に増加した。
Penner氏は、管理職など特定の役職での採用凍結に関してはコメントを避けた。同社は収支報告の中で、最も採用人数が多い職種はエンジニアだと発表していた。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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