NECビッグローブ(BIGLOBE)は10月3日、オークション型の通販サイトを中心にEC事業を展開する桃源郷を子会社化した。
桃源郷は、自社で仕入れた商品を、1円からオークションを開始し、高値で落札した参加者が購入できる「桃源郷オークション」をはじめ、仕入れから販売までを行なうEC事業を展開するインターネット通販会社。デジタル家電から、アウトドア商品、アクセサリーなど、幅広い商材を扱っている。
BIGLOBEでは、同社をグループ会社化することにより、これまで展開してきたインターネットショッピングモール事業に加え、主体的に仕入れや販売を行う事業にまで事業領域を拡大するとしている。
また、広告事業や動画配信事業とも連携を強化することで新たな事業シナジーの創出に取り組む。今後5年間で、新たに100億円の売り上げを目指すという。
一方、桃源郷は、BIGLOBEのグループ会社に加わることで、BIGLOBEが有する集客力、システム構築ノウハウ、様々なウェブサービスを活用できるようになり、より魅力的なECサービスが可能になるとしている。
なお、子会社化後も、現代表取締役の大橋淳氏が引き続き代表取締役を務める。併せてBIGLOBEから取締役を派遣し、経営体制の強化を図るとしている。
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