eBayは米国時間4月16日、第1四半期決算を発表し、売り上げが前年より24%増加したこと、2四半期連続で売り上げ20億ドルを達成したことを明らかにした。
オークション大手のeBayは第1四半期、前年同期の17億7000万ドルより24%多い21億9000万ドルの売り上げを上げたと発表した。同四半期の利益は4億6000万ドル(1株あたり34セント)で、前年同期の3億7700万ドル(1株あたり27セント)より22%多い。
好調の要因についてeBayはプレスリリースの中で複数の点を挙げている。海外事業におけるクラシファイド広告や、Skype部門とPayPal部門の成長、マーケットプレースからの「ネットトランザクション収入」などだ。
eBayはまた、Skype間の通話時間が1000億分、eBay Motorsで取引された乗り物が30億件に達したことや、eBayの普通株式3700万株を10億ドルで買い戻したことを、第1四半期に達成したマイルストーンとして、喧伝した。
eBayによるVoIP企業Skypeの買収は失策と見られていたことから、eBayがSkype部門の好調をアピールする様はいくぶんか皮肉である。
さらに第1四半期には、Meg Whitman氏が長年務めてきた最高経営責任者(CEO)を退任し、John Donahoe氏が職務を引き継いでいる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
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