欧州委員会(EC)は、テロ対策技術の研究に2億1216万ドルを拠出する予定だ。
拠出は、欧州連合の研究プログラム「Seventh Framework Programme」からの要請に応じたものである。同プログラムは、テロ、組織犯罪、自然災害などの脅威を緩和するための技術と知識を発展させることを目的とする。
今回の資金は、配水システム用の自動監視システムの開発など、44の研究プロジェクトに充てられる予定である。またECの声明によると、武器情報を解析および保管し、欧州の警察当局の間で情報を共有するための欧州弾道データベースの開発にも割り当てられる予定であるという。
海洋域の監視、ソフトウェア無線、危機管理サポートシステム、セキュリティチェックポイント、ビデオによる人ごみにおける異常行為の検出、国境保護を研究するプロジェクトにも資金が提供される予定である。セキュリティ認識など人間科学の分野にも資金の一部が充てられる。
この記事は海外CNET Networks発のニュースを編集部が日本向けに編集したものです。海外CNET Networksの記事へ
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
「もったいない」という気持ちを原動力に
地場企業とともに拓く食の未来
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」