ネットエイジグループはこのほど、企業のIR情報やプレスリリースの海外配信を開始すると発表した。同社のアジアを中心とした海外展開の事業戦略の一環として、外国人投資家および海外メディアに対する情報提供を強化する。
海外配信をするのは、適時開示などを通じて配信される主要IRニュース。英語および中国語に翻訳し、ビジネスワイヤ・ジャパンを通じて世界へ配信する。
また同社の連結子会社のアットプレスはプレスリリース配信代行大手のビジネスワイヤ・ジャパンと提携し、7月9日から企業のプレスリリースの多国語の海外配信サービスを提供する。
東京証券取引所など全国5証券取引所の6月15日の発表によると、2006年度の株式分布状況で外国人の保有比率は前年度に比べて1.3ポイント上昇し28.0%となり、日本の株式市場において外国人投資家の参加が顕著となっている。
一方で、日本の上場企業が配信する適時開示情報やIRニュースなどの大半は日本語のみで日本国内を対象に提供されているため、ネットエイジグループは今回のサービスを開始した。
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