BCN(奥田喜久男社長)は1月11日、PCやデジタル家電などの各分野で、年間販売数で1位を獲得した企業を表彰する「BCN AWARD 2007」の受賞社を発表した。
「BCN AWARD」は、全国の主要パソコン専門店や家電量販店などから収集したPOSデータをもとに、前年の年間販売数第1位の企業を表彰するもの。8回目の今回は、「ICレコーダー」「IP通信関連機器」「PCゲームソフト」の3部門を新設。ハードウェア61部門、ソフトウェア32部門の計93部門で、トップに立った38社が受賞した。
今回は、ノートPC部門で東芝が初受賞し、過去3年連続受賞のNECは2位に後退したほか、 HDD・DVDレコーダー部門では、昨年後半から追い上げてきた松下電器産業が、2位のシャープをわずか0.2%の僅差で破って初のトップに立った。昨年に比べ対象部門は1部門増えたもの受賞社総数は減り、ハードウェアでバッファローが13部門、キヤノンが7部門、ソフトウェアでソースネクストが12部門を受賞するなど、複数の部門を受賞する企業が多かった。
BCNでは、1月26日に受賞社やPOSデータ提供会社などのトップを招き、都内で表彰式を開催する。会場では、BCNが06年に設立した「BCN IT ジュニア賞2007」の表彰式をあわせて開催。IT関連メーカーのトップが集う受賞会場で、受賞校に優秀作品のプレゼンテーションをしてもらい、交流を図る。
「BCN IT ジュニア賞2007」では昨年よりも1校多い5校が受賞。全国高等専門学校が実施する「プログラミングコンテスト」、全国の高校が参加する「高校生ものづくりコンテスト」「全国高校生プログラミングコンテスト」などの入賞校からBCNが優れた技術を持つ学校を選定した。受賞校は、石川県立金沢北稜高等学校、長野県松本工業高等学校、国立小山工業高等専門学校、国立鈴鹿工業高等専門学校、国立長野工業高等専門学校。
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