バリューコマースは12月20日、アフィリエイト事業に注力する目的で、ホスティング事業をシーサイドネットに譲渡したと発表した。具体的には、バリューコマースが12月1日にホスティング事業を分社化して新会社データソリューションズを設立し、シーサイドネットが12月20日に新会社の全株式を取得したもの。
バリューコマースはホスティング事業を分社化することで、コア事業であるアフィリエイト事業に経営資源を集中させる。現在、アフィリエイトマーケティング事業は、広告配信数1日4億9000万インプレッション以上、インターネットユーザーへの広告リーチ率は約45%あり、「国内最大規模のアフィリエイトネットワーク」(バリューコマース)という。
一方、シーサイドネットは、2000年2月に創業して以来ホスティングサービスを中心に事業展開してきた。ユーザー数は約1万8000人で、サービスを自社で開発、運営している。データソリューションズの株式取得により、ホスティングサービスのユーザー数は個人および法人合わせて2万2000件、年商7億円になると見込む。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」