インデックス、新生タカラトミーと合弁でキャラの開発、権利販社を設立

　インデックスは5月17日、2006年3月1日を期日として実施されるタカラとトミーの合併に先だち、2005年9月からその合併後の新会社であるタカラトミーと合弁で新戦略事業会社「タカラトミーネットワークス（仮）」（T2）を運営すると発表した。T2は、9月1日に資本金10億円で設立を予定しており、出資比率はインデックスとタカラトミーの折半出資を想定している。

　T2は、タカラとトミーの持つキャラクター資産や映像権利などの権利販売を、既存の契約を侵害しない範囲内でデジタルメディアにおいて独占的に取り扱う。独自でのモバイルコンテンツやブロードバンドコンテンツに取り組み、各種コマースなどへの展開を実施するとしている。

　また、出資ファンドの設立を通して大型コンテンツ企画を積極的に推進することでコンサルティング収入を確保し、日本のみならず世界市場に向けた玩具やアニメーション、キャラクターマーチャンダイジングなどをワンストップで展開する。各社に分散していた人材やノウハウを統合しての広告宣伝事業も行う予定だ。

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