Nielsenによる携帯電話ユーザーへの調査で、Appleの「iOS」および「Android」が「最も好ましい」スマートフォンOSに選ばれた。これ自体は驚くことではないが、調査対象によって結果が若干異なることもわかってきた。
米国時間12月1日に公開された今回の調査結果によると、現在スマートフォンを保有しているユーザーでは、35%が次のデバイスには「iPhone」を、28%がAndroid搭載機を購入する予定と回答した。一方、現在従来型携帯電話を利用していてスマートフォンにアップグレードしたいと考えているユーザーでは、Android搭載機を選択する可能性があると答えた人が28%だったのに対し、iPhoneを検討している人は25%だった。
スマートフォンと従来型の携帯電話には次のような違いがある。まず、スマートフォンはAppleのiOS、Android、「BlackBerry OS」「Windows Mobile」そしてNokiaの「Symbian」といったモバイルOSを採用しており、サードパーティーのモバイルアプリケーションが利用可能だ。これに対し、独自OSを利用する従来型端末では通常サードパーティーのアプリケーションは使用できず、その他の制約もあるのが一般的だ。
Nielsenの調査を年代別にみると、18〜24歳、25〜34歳ではAndroid搭載機よりもiPhoneを欲しいと思う割合が若干多く、55歳以上の年齢層では特にこの傾向が顕著だった。35〜54歳の年齢層では、わずかながら次のスマートフォンにAndroidデバイスを好む率が高かった。男女別では、次に買うならば女性はiPhoneを好み、男性はAndroidに興味を持っているという結果が出ている。
この記事は海外CBS Interactive発の記事を朝日インタラクティブが日本向けに編集したものです。
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