NTTドコモは8月27日、スマートフォン向けISPサービス「spモード」を9月1日午前9時から開始すると発表した。料金は月額315円。ドコモショップやドコモインフォメーションセンターなどで契約を受け付ける。
スマートフォンユーザーがspモードに契約すると、インターネット接続、iモードと同じメールアドレス(@docomo.ne.jp)を使ったメールと絵文字、デコメール、コンテンツを購入する際の代金を毎月の携帯電話の支払いとともにできる「コンテンツ決済サービス」が利用できる。
iモードメールには、無料のオプションサービスとして「メールウイルスチェック」とアクセス制限サービスとして「spモードフィルタ」「spモードフィルタカスタマイズ」が用意されている。
spモードを利用するには「FOMA新料金プラン」もしくは「FOMA旧料金プラン」の契約が必要になる。対象となるのは、Xperia SO-01B 、LYNX SH-10B、dynapocket T-01B、T-01A 、SC-01Bの5機種。
spモードは7月に発表されたもので、当初の予定通り9月のサービスインとなる。ワイヤレスジャパン2010で行われたNTTドコモの基調講演では、代表取締役社長である山田隆持氏が「友人の3分の2がiモードメールが使えたら(スマートフォンを)買ってやろうと言ってくれた」と語っており、NTTドコモにおけるスマートフォンの成長戦略として目玉の一つとなるサービスだ。
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