ソフトバンクがボーダフォンらと設立したJIL、ウィジェットAPI仕様をW3Cに提供

永井美智子(編集部)2010年02月15日 22時01分

 ソフトバンク、China Mobile、Verizon Wireless、Vodafone Groupが設立した合弁会社、ジョイント・イノベーション・ラボ(JIL)は2月15日、策定したウィジェットAPIの仕様をほかの移動体通信事業者に公開するとともに、World Wide Web Consortium(W3C)に提供すると発表した。

 多くの移動体通信事業者や携帯電話機メーカーにJILの仕様を採用してもらい、対応ウィジェットを増やすのが狙い。JILはW3Cのウィジェット仕様をサポートしている。

 JILの仕様はこれまでLGエレクトロニクス、Research In Motion(RIM)、サムスン電子、シャープが採用を表明していたが、同日、新たにHTC、Huawei Device、レノボ、ZTEの4社も、JILが提供するウィジェットに対応した携帯電話機を開発することが明らかになっている。

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