社団法人 電気通信事業者協会(TCA)は10月7日、9月末における移動体通信事業者の事業者別契約数を公表した。UQコミュニケーションズがサービス開始以来、初めて契約数を公開している。
携帯電話の契約数は前月比0.3%増の1億963万3800件となった。事業者別では、NTTドコモが前月比6万6000件増の5518万6500件、au(KDDIおよび沖縄セルラー電話)が同10万2300件増の3123万2700件、ソフトバンクモバイルが同10万8000件増の2131万6900件、イー・モバイルが同8万8200件増の189万7700件となった。なお、1台で2つの番号が使えるNTTドコモの「2in1」は同2900件減の43万5300件、ソフトバンクモバイルの「ダブルナンバー」は同1300件増の2万5100件となっている。
携帯電話からインターネットサービスを利用する携帯IP接続サービスに限ってみると、純増数ではauが7万8600件と最も多く、ソフトバンクモバイルの5万6600件が続いた。イー・モバイルは200件、NTTドコモは9200件それぞれ純減となっている。KDDIおよび沖縄セルラー電話では純増数が伸びた理由について、指定した3件のau契約者に対する国内通話と国内発信Cメールが月額390円で24時間無料になる「指定通話割引」が好評なためと説明している。指定通話割引の加入者数は9月末時点で140万人を突破したとのことだ。
ウィルコムが提供するPHSについては、前月比0.9%減(4万2300件減)の443万4900件となった。
UQコミュニケーションズについては、「BWA(Broadband Wireless Access)」という項目にTCAは分類している。契約数は9月末時点で2万1700件。なお、UQコミュニケーションズは四半期ごとに契約数を公開する予定で、次回は12月末となる。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス