東芝は、携帯電話の製造業務を海外のEMS(委託生産)企業に2009年10月から委託する。現在、同社の日野工場で携帯電話の製造に従事している約200人の従業員については、同社のグループ内で再配置する。
日野工場は今後、グローバル生産ヘッドクォーターとして、生産管理や製造委託先での新機種生産の立ち上げ支援、修理/サービス業務を行う。なお、開発、設計業務は、引き続き日野工場が担当する。
携帯電話の国内市場は、通信事業者が端末の割賦販売方式を導入したことなどにより買い替えサイクルが長期化し、また金融不安などの影響もあって規模が縮小している。このことから、東芝は生産体制を見直すことにした。
なお、すでに東芝情報機器杭州社で生産しているスマートフォンについては、国内向け、海外向けともに、引き続き同社で生産するとのことだ。
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