セキュリティ企業のSymantecおよびMcAfeeは、人気を集めるAppleのiPhoneで売り上げを確保すべく、対応製品の開発へと乗り出した新たな大企業となりそうだ。
McAfeeの最高経営責任者(CEO)であるDave DeWalt氏は、Reutersに対して、製品に関する詳細は明らかにしなかったものの、同社が、iPhone向けのセキュリティソフトウェアを開発していると語った。また、DeWalt氏は、同社が「Appleの製品群に向けて、さらなる包括的なスイート」を提供すべく、開発に取り組んでいることも明らかにした。
さらに、Symantecも、iPhone向けの製品開発を示唆しているが、従来のセキュリティソフトウェアの開発は意図していないようだ。その代わりに、同社は、PC上またはウェブ上に保存されたファイルへのアクセスを提供する、バックアップサービスを検討しているという。
同サービスは、Appleが提供中の、クラウド上にデータを保存する「MobileMe」サービスと似通っているようにも聞こえる。しかしながら、Symantecが、Appleで提供されているようなデータ同期に似たサービスを開始するのかどうかは、まだ不明である。
SymantecのシニアバイスプレジデントであるRowan Trollope氏は、Reutersに対して、現在のところ、iPhone向けにセキュリティ製品を早期に発表する計画はないと語っている。
どちらの企業も、新製品のリリース時期などに関しては、一切明らかにしていない。
この記事は海外CBS Interactive発の記事をシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 原文へ
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