Googleは、オープンソースの携帯電話向けOS「Android」の次期版に搭載が予定されている、動画サポートやブラウザの高速化など、複数の新機能へのアクセスを開発者に提供する「Android 1.5」ソフトウェア開発キット(SDK)をリリースした。
Googleは、携帯電話上で、よりスマートにインターネットを多用する環境を立ち上げるべく、Androidプロジェクトを始動させたと述べてきた。携帯電話向け検索広告は、Googleにとって、潜在的な売り上げの増加につながる新分野であり、「Gmail」などのオンラインサービス利用を、モバイル分野にも広げていきたいと願っている。
「Cupcake」の開発コード名が付されたAndroid 1.5で、ユーザーが目にすることになる変更点は、以下のようなものである。
また、システム内部にも変更が加えられており、新たに2.6.27バージョンのLinuxカーネルが採用されている。プログラムの記述および実行に、さまざまなJavaテクノロジが採用されるなど、より高度なAndroidアプリケーション環境が整い、ここでも、数多くの変更点がある。開発者は、多くの携帯電話機能をスムーズにサポートする、新たなAPIに触れることができ、以下のような新機能が明らかにされている。
しかしながら、Googleは、こうしたAPIが最終的に定まったものではなく、4月末にかけて、正式なSDKリリース前に変更が加わる可能性もあることを示唆している。
この記事は海外CNET Networks発のニュースをシーネットネットワークスジャパン編集部が日本向けに編集したものです。 海外CNET Networksの記事へ
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