国内の開発者を支援し、世界にに羽ばたかせたい――こんな思いから2月に生まれたばかりのNPO法人「ドリームワークス」。3月18日には同NPO法人の副理事長であり、米Big Canvas代表取締役やUIEvolutionファウンダーを兼任する中島聡氏の帰国にあわせて記者会見を開催。今後の方向性を語った。
発起人であり、同NPO監事を務めるアルファブレンド代表取締役の大澤信也氏は、「2、3年前から開発者を支援する団体を作れないかと考えていたが、その手法が見いだせなかった」と語る。そんな中、iPhone 3Gが発表され、中島氏が自身のブログを通じて開発者支援について表明したことをきっかけに中島氏や有志に声をかけ、NPOの設立に至ったのだという。
理事長を務めるGT-Agency代表取締役の村井智建氏は、App Storeについて「法人だけでなく、個人がソフトを作って世界に発信している。その中にはものすごく良いソフトだが世界に認められていないケースや、海外では認められていても日本で認められていないケースがあるのが残念」とコメント。NPOでの活動を通じて「(開発者が)実績に応じた収入をどう得られるか考えたい」と目標を語った。
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