KDDIおよび沖縄セルラーは9月12日、フィルタリングサービスの拡充と、音声通話やGPSに機能を限定した携帯電話の提供について発表した。
携帯電話のフィルタリングサービスに関する取り組みでは、18歳未満の既存契約者のうち、現在「EZ安心アクセスサービス」を利用していない顧客に対して、10月より親権者に利用の意思確認を行う。
2009年1月31日までに申し出がない場合には、順次、ブラックリスト方式である「EZ安心アクセスサービス特定カテゴリ制限コース」を適用し、2月中に完了させる予定だ。ただし、契約者が小学生以下の場合は、ホワイトリスト方式である「EZ安心アクセスサービス接続先限定コース」を適用する。
成人名義の既存契約者で利用者が18歳未満の場合には、EZ安心アクセスサービスの利用について11月より請求書同封物やホームページで案内。利用者が中学生以上の場合は、EZ安心アクセスサービス特定カテゴリ制限コースを、小学生以下の場合はEZ安心アクセスサービス接続先限定コースを推奨する。
また、EZ安心アクセスサービス特定カテゴリ制限コースで閲覧不可になっているサイトについて、有限責任中間法人モバイルコンテンツ審査・運用監視機構(EMA)が健全サイトと認定した場合、2009年2月より閲覧可能にする。
EZ安心アクセスサービスには、顧客自身で閲覧の禁止や許可を設定できる「EZ安心アクセスサービス マイフィルタコース(仮称)」を提供する。年代別フィルタの選択、カテゴリ単位での個別設定、URL単位での個別設定が可能になる。
さらに、小中学生を対象に、メールやインターネットの利用を制限し、音声通話とGPSに機能を限定した携帯電話を提供する。2008年10月下旬より販売する予定だ。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス