総務省がこのほどまとめた「電気通信サービスに係る内外価格差調査」で、ネット接続料や携帯電話など、世界主要都市における通信料金の実態が明らかになった。
調査は、東京、ニューヨーク、ロンドン、パリ、デュッセルドルフ、ストックホルム、ソウルの7都市で、2008年3月末時点におけるインターネット、固定電話、携帯電話、国際電話、国内専用線のサービス料金を比較した。
その結果、DSLの月額料金では、東京が2938円でもっとも安く、次いでソウルの3326円、ニューヨークの3775円の順に続く。最高値はデュッセルドルフの5419円だった。
また、1Mbpsあたりの料金でも、東京が59円、ソウルが67円と他の5都市に比べて圧倒的な安さとなった。一方、月額料金では3番目に安いニューヨークは1Mbpsあたり1258円となり、以下に続くロンドンの528円と比べても極めて高額な水準を示した。
携帯電話の1分あたりの通話料金で、もっとも安いのは、ニューヨークで10.9円。以下、ストックホルムの14.8円、ソウルの15.4円に続き、東京は27.3円と標準的な水準となった。これに対して高額なのは、ロンドン(40.6円)、パリ(38.3円)、デュッセルドルフ(28.6円)の順であった。
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