総務省は7月1日、2006年度における国内の通信トラフィック状況を取りまとめた報告書を公表した。
調査によると、2006年度の総通信回数は1199億2000回で、前年度比1%の減少となった。その内訳は、固定系発信が49.7%、移動系発信が43.9%、IP電話発信が4.8%で、固定系の占める割合が低下し、IP電話の占める割合が増加した。
総通信時間は、43億3000時間で0.8%の減少。発信種類別比率では固定系発信が47.7%、移動系発信が45.5%、IP電話発信が6.9%となった。通信回数同様に固定系の占める割合が低下し、移動系およびIP電話の占める割合が増加したことがわかった。
また、各通信手段による相互通信状況では、携帯電話間同士の通信がもっとも高い割合を示し、通信回数、時間ともに全体の3割を超えている。
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