ウィルコムは6月30日より、財団法人しまね国際センターとHOPE(Hiroshima Overplaces People's Education)プロジェクトと合同で、PHSを活用した電話通訳の実証実験をすると発表した。
しまね国際センターが2007年4月より施行した、外国人住民への同行通訳「コミュニティ通訳ボランティア制度」を活用する。通訳者の派遣に時間がかかる点や、派遣が難しい地域への対応が課題になっていることから、しまね国際センターでは2008年秋以降、電話通訳の導入を検討している。
今回の実証実験では、島根県の一部地域にある行政窓口や薬局窓口などに訪問した外国人住民に対して、ウィルコムのPHSを活用して通訳者が電話で通訳する。制度構築の課題を洗い出すとともに、機器システムを検証する狙いがある。
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