シャープ、6月下旬より中国市場で携帯電話を販売へ

坂本純子(編集部)2008年06月12日 20時03分

 シャープは6月12日、6月下旬より中国で第一弾となる携帯電話「SH9010C」を発売すると明らかにした。日本で2007年11月に発売された「920SH」をベースにしたものという。台湾、香港ではAQUOSケータイを出荷開始済みだ。

シャープ常務取締役 通信システム事業本部長の長谷川祥典氏 シャープ常務取締役 通信システム事業本部長の長谷川祥典氏

 シャープ常務取締役 通信システム事業本部長の長谷川祥典氏は「中国では、意図していない経緯ですでにわれわれの商品が販売され、好評をいただいている。現地でテレビを売っている部隊からも販売の要望があった」と明かした。

 また、北京オリンピックの前というタイミングに加え、中国では、AQUOSのブランド力が上がっていること、富裕層が多いことから「ハイエンドに位置するところでこの商品を売っていきたい」と高級ブランドとして販売していく方針を示した。専売のチェーン店から始め、中国の大手量販店へと販売経路を広げていく考えだ。見込み台数や価格は、現時点の発表は差し控えたいとした。

CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)

-PR-企画特集

このサイトでは、利用状況の把握や広告配信などのために、Cookieなどを使用してアクセスデータを取得・利用しています。 これ以降ページを遷移した場合、Cookieなどの設定や使用に同意したことになります。
Cookieなどの設定や使用の詳細、オプトアウトについては詳細をご覧ください。
[ 閉じる ]