jig.jpは11月1日より、PCサイトが見られるフルブラウザ「jigブラウザ」をソフトバンクモバイルの公式アプリとして提供する。FLV形式の動画に対応し、YouTubeなどの動画サイトが視聴できる点が最大の特徴だ。ただし、その利用にはいろいろな制限がつく。
各通信キャリアは現在パートナー企業のフルブラウザを端末に内蔵しており、フルブラウザが公式アプリとなるのは今回が初となる。
公式版jigブラウザでは、サイト閲覧中に見たい動画をクリックすると専用の動画再生プレーヤーが自動的に起動してストリーミング再生する。対応ファイル形式はFLV、WMV、WMAとなる。このため、YouTubeやmixi動画などがjigブラウザから視聴できるようになる。ただしニコニコ動画についてはユーザー認証などでの対応ができていないといい、視聴することはできない。
また、利用にはさまざまな制限がつく。これまでjigブラウザは最大4410円のパケット定額料金で利用できたが、公式アプリの場合はフルブラウザ対応の定額料金となり、最大料金は5985円となる。このため、jig.jpでは引き続き最大4410円のパケット定額料金で利用できる一般アプリも提供する。ただし一般アプリの場合、動画再生機能はつかない。
また、午後9時から午前1時までの夜間は、動画、音声ファイルを再生することができない。動画の連続再生時間は最大7分となる。
jigブラウザ専用のプラグインであるjigletは、メーラーなどあらかじめ10種類入っている。ただしユーザーが自分の好きなjigletを追加することはできない。
利用料金は月額630円。通信料金との合算で支払うことが利用可能だ。クレジットカードなどを持たないユーザーでも契約しやすくなるため、jig.jpにとっては利用者の拡大が見込める。
対応機種はソフトバンクモバイルの第3世代携帯電話でS!アプリが利用できるもの。ただし702NK、702NK II、705NK、804NK、702sMO、802SEは除く。
CNET Japanの記事を毎朝メールでまとめ読み(無料)
ものづくりの革新と社会課題の解決
ニコンが描く「人と機械が共創する社会」
ZDNET×マイクロソフトが贈る特別企画
今、必要な戦略的セキュリティとガバナンス
地味ながら負荷の高い議事録作成作業に衝撃
使って納得「自動議事録作成マシン」の実力